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山内一郎関西学院理事長、院長あいさつ

 第91回総会会場校として、皆さまを心から歓迎申し上げます。全国各地からようこそ関西学院西宮上ケ原キャンパスにお出で下さいました。

 前回、私たちがキリスト教学校教育同盟の総会をお受けしたのは1987年、16年前のことです。今回は開会礼拝を学生たちの合同チャペルアワーとジョイントして頂きました。関西学院では「チャペル週報」に記載されていますように、毎日10時15分から30分間もたれる各学部チャペルと並行して月に一度合同プログラムをもち、今朝の担当は神学部でした。とにかく普段のままのチャペル活動に触れて頂きたいとねがってのことでした。宮谷教授のメッセージだけは普段より少し長かったようですが、これはやはり先生方が大勢ご参加下さったのでそれだけ気合が入ったためだと思います。

 関西学院は1889年、アメリカ南メソヂスト監督教会から派遣されたウォルター・ラッセル・ランバス宣教師によって神戸に創立されました。ランバスは広島女学院の草創期にも尽力し、ランバスの父J・W・ランバスが早く始めたパルモア学院の女子部が、後に啓明女学院に発展しました。そしてランバスの母M・I・ランバスが興した神戸女子伝道学校が現聖和大学の前身の一つです。その縁で私たち5校は、5年前に「ランバス関係姉妹校提携」を締結し、教育理念を共有する「ランバスリーグ」を構成しているのですが、来年は丁度W・R・ランバス生誕150周年に当たります。

 本年2月、関西学院は「二十一世紀初頭基本構想」ならびにその具現を図るアクション・プログラムを公表いたしました。「建学の精神に立ち返ろう!」を合言葉に、原点回帰をバネとして現実認識は厳しく、将来に向けては希望と勇気をもって「使命共同体」としての前進を遂げるべく、今教職員一丸となり奮闘しています。

 この上ケ原キャンパスは、ウィリアム・メレル・ヴォーリズのグランドデザインによるものです。中央芝生の周辺は1929年移転当時の原風景のままで、この中央講堂には未だ空調設備がございません。午前中は暑さをご辛抱頂かなくてはなりませんが、2日間の同盟総会がビジネスミーティングを超えて、互いが新しいヴィジョンを共有できる有意義な機会となりますように心から願い、会場校のごあいさつとさせて頂きます。

〈関西学院理事長、院長〉
キリスト教学校教育 2003年7月号1面


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