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第47回事務職員夏期学校に参加して
求められているもの
錦戸待恵

 私は、保健師として再就職してから20年目のこの年、初めて参加の機会を得ましたノンクリスチャンです。事前に送られてきた「キリスト教入門」に目を通し、遅ればせながら新たな発見や再確認をして、夏期学校に臨みました。「私たちの学校がめざすもの」という主題は、この激しい社会情勢の中、よりよい大学を思索している私たちに、改めてキリスト教主義学校の使命を深く考えさせるものでした。四回の礼拝での説教は、聖書の御言葉一語一節のもつ深い意味をたいへん具体的にお話いただき、迷った時、聖書の中にその光があることを教えられました。

 グループ討議では、各大学の建学の精神と実務とのギャップなどの悩みも交わされましたが、私は今こそ、信じる、信じないに関わらず、学院で百二十余年も受け継がれている「活水スピリット」が、人間教育に果たす役割の大きさを感じました。最近の痛ましい事件などの時、関係者が「命の大切さを教える…」というコメントを発しますが、キリスト教主義学校はそれを主張し続けている学校だと思います。

 野村祐之先生からも、多くの感動的なことを学びました。その一つに、教養としてのキリスト教、つまりそれを知ることなしに、世界観、歴史観は述べられないということがあります。キリスト教の教え・スピリット(霊・心)をもった人間を送り出せる学校こそ、スローライフの今、求められているということを実感した夏期学校でした。

〈活水学院保健師〉
キリスト教学校教育 2003年9月号7面


キリスト教学校教育同盟