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理事長・山内一郎氏から久世了氏へ

第93回総会
2005年度総会は学校法人 九州学院で

山内一郎理事長あいさつ

 本務校ご多用のなか、キリスト教学校教育同盟第九十三回総会のために、全国各地からここ恵泉女学園に九十三法人、三〇三代議員のご参集を頂き感謝にたえません。

  昨日の理事会で大口学園長、学長は「天候が少し心配ですが、恵泉の生徒はみんなすごく元気ですよ」と歓迎の言葉を述べられ、今朝安積校長も「金曜日の普段着の恵泉ライフを見て下さい」と話されました。私たちにとってこの上ない喜びです。

また、ただ今は開会礼拝で一色義子理事長から大変インスパイアリングな奨励を頂き一同勇気づけられました。

 ここで改めて申し上げるまでもなく、私たちを取り巻く教育環境は誠に厳しく、容易ならざる試練の時代に際会しています。初等教育、中等教育、高等教育それぞれのあり方が急速に多様化する過程で、当然ながら高い質の保証が求められ、声高にグローバルスタンダードの達成が叫ばれます。

私たちは今こそ普遍的なクリスチャンスタンダードを旗印に、聖書の究極的価値観に堅く立ち、人類の真の幸福と世界の平和を希求する教育実践によって、次代を担う豊かな「人格」形成と新しい「知」のパラダイム構築に邁進しなくてはなりません。

 「新しい老人」運動の提唱者として活躍されている聖路加病院の日野原重明ドクターは関西学院旧制中学のご出身で、時々母校を訪れて後輩たちにメッセージを伝えて下さいますが、先生はよく父上(日野原善輔牧師、関西学院神学部の同窓で神戸栄光教会、広島女学院院長などを歴任)から吹き込まれた三つのX、すなわち、Vision,  Venture, Victory について話され、「Vision()は大きいほうがいい。たとえ私の時代に実現されなくとも次のランナーにひき継がれる」とアピールされます。私たちの同盟も本総会で役員の改選を行い、バトンが受け継がれて行きます。

 本日午後には、大口先生から「時代に立ち向かうキリスト者河井道の教育理念」と題する特別講演をお聞きします。

二日間にわたる総会が単なるビジネスセッションを遙かにこえて、クリスチャンプリンシプルを建学の理念とする互いが新しいヴィジョンを共有し、豊かな恵みの泉に与る時であることを希ってやみません。



   


〈関西学院理事長〉
キリスト教学校教育 2005年7月号1面


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