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大口邦雄恵泉女学園学園長あいさつ

キリスト教学校教育同盟の総会を恵泉女学園で開催させていただきますことを、真に光栄に思い、感謝しています。恵泉女学園は、今から七十六年前、河井道という、一人の女性のキリスト教信徒により、牛込神楽町で、九人の生徒と十人の教師で始められた女学校です。翌年には、当時千歳村と言われた当地に移って参りました。

河井先生の津田英語塾時代の愛弟子の一人に「おゆりさん」という、アーラム大学に留学された方があり、結婚されて女の子が生まれました。その子が現在、学校法人恵泉女学園の理事長一色義子さんであります。生まれた赤ん坊をとりあげたのが河井先生だったのだそうで、この世で最初にお会いした人が河井先生だったという、学園にとっては特別な方です。今日は礼拝を担当していただきました。

女学校は戦後女子中学校と女子高等学校になりましたが、数年前六年一貫教育を目指すことになり、今は、中学・高校は一つの学校として運営されています。生徒数およそ千二百名、専任教員六十七名。校長は安積力也です。明朝の礼拝を担当いたします。

二年制の高等部には当初文科と家事科がありましたが、一九四三年に園芸科が加わり、その後一九五〇年、短期大学の英文科と園芸科になりました。園芸科は最初小平に移り、後に神奈川県の伊勢原市に移転しました。一九八八年、多摩市南野に新たな土地を得て四年制の女子大学が発足し、一九九八年短期大学英文学科を統合しました。伊勢原の園芸短期大学は今年の三月で閉校して、四月から大学に統合されました。多摩キャンパスには、大学と大学院修士課程合わせて学生数約千八百名で専任教員七十二名。学長は私が目下兼任しています。

二つのキャンパス合わせて学生数およそ三千名、教職員合わせておよそ二百名という、こじんまりした女子の学校であります。

ただいま、校庭では花壇が花盛りです。全部生徒たちが、授業の一貫として植え、育てたものでございます。この学園の生徒たちはたいへん伸び伸びしたお嬢さんが多くて、ちょっと賑やかかもしれません。その他、いろいろ行き届かない点もあろうかと思いますが、お許し下さい。万事取り仕切っているのが、事務局長の大蔵浩之です。有意義な総会の二日間となることを願っています。





〈恵泉女学園学園長〉
キリスト教学校教育 2005年7月号1面


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