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夏期研究集会に参加して

今後の教育活動に生かしたい
李 相 勲

初日には開会礼拝の後、野々村昇会長の「人をはぐくむキリスト教学校―その理念と実践―」という題名で主題講演が行われた。私の短い日本語で先生の一時間も越える講演内容をまとめることは至難の仕事であるが、先生の言葉を借りるとドイツの教育学者O・F・ボルノウの「被包感」という概念が手がかりになるようである。自分は、結局、包容力のある教育・それを感じさせる教育というように解釈してしまったが、間違いでしたらご容赦いただきたい。

その後、分団に分けられ、主題講演についての討論が夕食を前後に二回行われた。グループ分けはグレード別ということで、大学・短大の教員グループと中高校・小学校等の教員グループに分けさらに十人ほどの小グループに分けて討論が行われた。私が所属していたグループでは、各大学が建学理念を実践するための取り組みやキリスト教学の教育実態などが議論された。その後、夕拝。

二日目、朝拝後パネルディスカッションが行われた。パネラーは立教大学の香山洋人先生、西南学院高校の板東資朗先生、捜真学院小学校の佐藤勇先生で司会は新島学園短期大学の小林俊哉先生が務められた。香山先生からは主題講演と関連して立教大学の実践の取り組みについて、板東先生からはボランティア活動を中心に、佐藤先生からは平和教育とその活動について報告され活発な議論が行われた。恒例のソフトボールを含めた自由時間の後に行われた分団討論会ではノングレード別に、すなわち大学から小学校まで全グレードの教員が混ざったグループに分かれ議論が行われた。それぞれ異なった環境におけるキリスト教学校教育が語られ意義深い討論場になった。大和田広美さんのコンサート後、夕拝。

最終日、朝拝後に全体会が行われた。主題講演、分団会、パネルディスカッションについて質疑・答弁を含め活発な討論が行われた。その後、閉会礼拝、昼食・解散。

三日間のタイトな日程のなか、朝晩の礼拝で豊富な経験談をもとに有益な説教をしていただいた榎本栄次牧師に感謝します。また、今回の集会で出会った多くの方々に大変お世話になった。ここに記して感謝します。個人的には敬和学園大学の矢嶋直規先生と友達になり、短い間ではあったが楽しい時間を過ごした。この集会を通じて学んだことをこれからの教育活動に存分に生かしたい。どうもありがとうございました。

〈東北学院大学工学部講師〉
キリスト教学校教育 2005年10月号3面


キリスト教学校教育同盟