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関西学院・聖和大学
総合学園の再創造を目指す
2008年4月統合を視野に
山内一郎

               使命共同体として

 このたび関西学院と聖和大学両学校法人の間で、二〇〇八年四月一日に統合することを視野に検討をはじめることになりました。

 関西学院は一八八九(明治二十二)年、アメリカ南メソジスト監督教会宣教師ウォルター・ラッセル・ランバスによって神戸に創立され、聖和大学はランバスの母メアリー・イザベラ・ランバスが一八八八(明治二十一)年に開設した神戸婦人伝道学校(後にランバス女学院と改称)を基幹母胎とし、両校は歴史的に同根の縁で結ばれています。

 さらに関西学院と聖和大学はともにメソジストの源流に繋がり、ジョン・ウエスレーが提唱した「知識と愛」の結合、「全年齢層を対象にする全人教育」という根本理念を共有しています。両キャンパスは徒歩十分の至近距離にあり、スクールモットー Mastery for Service (関西学院)と All for Christ (聖和大学)の真意も深く響き合います。

 両校が互いに補い合い、健全な体質強化あるいは相乗効果を生み出し、幼稚園、保育所および初等部から中・高・大、大学院、専門職大学院を擁する一貫教育体制の確立を図ることによって、「キリスト教主義」に基づく総合学園再創造に向けてスタートを切ることができ、そして成功すれば、グローバル時代に挑戦し、人類の幸福と世界の平和実現の担い手たる「使命共同体」purposeful communityとして大きな飛躍を遂げることができると希っています。


関西学院理事長
キリスト教学校教育 2006年3月号1面


キリスト教学校教育同盟