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第50回事務職員夏期学校に参加して
-ひとこと-

これからの糧に
関 原 淳 子

 御殿場での三日間の合宿生活、礼拝と讃美歌、主題講演と特別講義、そしてグループ討議。この盛り沢山のプログラムとスケジュールに一抹の不安を感じながらも学生時代の修学旅行やサークル合宿を思い出し、色々な人との出会いやプログラムから得られるものを期待して夏期学校の初日を迎えました。
 主題講演では「サーバントリーダーシップの重要性」についてのお話があり、顧客を一番上に、そして社長を一番下にした逆ピラミッド型組織の提言は心に強く残り、どのように意識や体制を変えたら実現できるかについて、グループ討議の中で話し合いが行われました。明確な結論は出ませんでしたが、一人一人がボトムアップ(前記の逆ピラミッド型組織ではトップダウン)に対する自覚と意識を持ち、各組織の方向性を鑑みた上で業務に携わることなのではないかと思います。
 グループ討議では、主題やそれ以外のことについて十一名の分団メンバーの意見や職場環境等について知ることができました。キリスト教学校におけるクリスチャンの数が少ないことに驚き、また入職して間もないノンクリスチャンの方がキリスト教との関わり方を思慮していることについては共感を覚えました。キリスト教との関わり方は様々ですが、キリスト教信仰に基づく建学の精神を重んじているという点は共通していると思います。様々な話し合いを終えた最後に、「皆さんがこのようにキリスト教について色々と考え、討議されたことを大変嬉しく思い、そして感謝します」とクリスチャンの方が感想を述べられたときには、こみ上げてくるものがありました。
 今回夏期学校に参加するというチャンスがなければ、「キリスト教学校で働くこと」について深く考えたり色々な方々の意見を聞いたりする機会はなかったかもしれません。多くの方から色々な思いや考えを知り得ることにより感心し、そして自分を省みられたことは、今後キリスト教学校職員として勤務する上での糧になると思います。
 この夏期学校を企画及び運営して下さった実行委員と事務局の方々、主題講演・特別講義の講師の先生方、参加者の皆さん、そして会場の東山荘のスタッフの方々、本当に有難うございました。

〈桜美林大学教務部健康福祉学群事務室〉
キリスト教学校教育 2006年10月号4面


キリスト教学校教育同盟