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関西地区

新人教師研修会に参加して


松山 大介
神戸女学院中学部・高等学部教諭〉

第一セッション ホールで分団に分かれ席に着き、「自分の宝物」を画用紙に描いた。それぞれが思い思いの絵を描き、自分とそのものの間にどのような関わりがあるのかを、画用紙の絵とともに紹介していく。各自の思い入れの高さのため、様々なエピソードが飛び出した。

第二セッション 各自が思う「プラス」の思い、「マイナス」の思いを一つ一つポストイットに記入、それを大まかなカテゴリに分けて模造紙に貼付けていく。分団ごとに細かな違いがあるものの、学校全体に関して、同僚に関して、また各自の内面的な問題等、多岐にわたる意見、問題が与えられた。

福田一先生(啓明学院)による発題 先生の十年間の歩みを軸に、ご自分の失敗談、経験談を包み隠さず話していただく事ができた。

また助言者の深谷昌一先生は、福田先生の発題をもとに、各自の自己研鑽の大切さ、また、まずは自分がどのように「成る」べきかを先に考える事を語ってくださり、新人教師を奨励していただいた。

第三セッション 前日の模造紙をもとに、分団ごとのフリーディスカッションを行う。前日はまとめにさほど時間がなかったため、改めて確認する事により色々な意見が出る様になる。発題する人は様々であったが、どの問題に対しても皆が共感を得る事が出来たのは事実だった。

第四セッション 分団でのフリーディスカッションをもとに、それぞれの討議内容を発表する。様々な意見が出たが、各自それぞれに共感を受けた部分、感銘を受けた部分があった様に思われる。

最後の研修会に対する感想のシェアリングでは、自分だけが悩んでいる訳ではないという安心感、またこれからの糧となる思いを各自が発言して、研修会は終了となった。


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田中 秀彦〈神戸女学院中学部・高等学部教諭〉

今年の新人教師研修会が、十月七日から八日にかけて行われた。新人研修ということでどのようなことをするのかなあと思いつつ、他の学校の先生方とお話できるいい機会だと思い少し楽しみにこの日を迎えた。

一日目は、自己紹介を兼ねた「私の宝物」の発表であった。久々に画用紙やクレヨンなどを手にして、「私の宝物」を描き、発表した。皆さん、それぞれの観点で「私の宝物」をエピソードなどをつけて発表したので、型にはまった自己紹介とは少し違って、その人らしさがにじみでていたりして、大変面白いものであった。いつもと違い、生徒になった気分で自ら体験できたことは、大変よかったと思う。その後、啓明学院の福田先生よりご発題いただき、先生の教師としての十年間の歩みを聞かせて頂いた。担任などをされる中で、悩んだり、苦労された経験や、それらにどのように対応されたかといったことを、ありのままにお話し頂き大変勉強になった。十年間の歩みを聞く中で一貫していたのは、生徒に対し正面から向き合ってこられた真摯な姿勢であり、これこそ最も大切にしていかねばならないものだなと感じた。

一日目の後半からは、新人教師それぞれが持っている悩みやうまくいっている点を出し合って、それを端緒に自由討議となった。状況は違ってもそれぞれに日々悩み、対処していってる様子を、共感を持って話し合うことができたのは大変有意義であった。

 全体を通して、日頃漠然と感じたり悩んでいることを同じ新人という立場でざっくばらんに共有し、また他校を含めた多くの先輩の先生方からの助言を頂ける大変有意義な研修会であった。

キリスト教学校教育 2006年12月号3面


キリスト教学校教育同盟