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第95回総会
岡野昌雄フェリス女学院学院長あいさつ
後継者養成に全力を

 私どもフェリス女学院に皆様をお迎えできて大変嬉しく思います。小規模の学校ですので、会場も狭く、皆様に窮屈な思いをさせているのではないかと申し訳なく思いますが、心を込めて歓迎したいと思います。また、大学では、入学式や卒業式などの大きなイベントに際して、学生に司会・進行役を任せていますので、今回もそのようにしましたが、皆様のご理解をお願いします。

 フェリス女学院の創立者キダー女史がフェリスに関わったのは、じつは創立から十年ほどの短期間で、その後は日本各地での開拓伝道や文書伝道に携わっています。女史が自分を派遣したアメリカ改革派教会海外伝道局総主事のフェリス博士に書き送った書簡をまとめて発行しましたので、皆様にお配りしましたが、明治初期の学校や生徒の様子、横浜在住の宣教師たちの動静などが興味深く書かれていますので、ぜひご一読ください。

フェリス女学院は次々と良き働き人を与えられ、今日まで創立百三十七年の歴史と伝統を重ねることができました。今日六月一日はフェリス女学院の創立記念日に当たります。わたしたちは教育事業を行っていますので、何よりも生徒・学生のことを心に掛けなければなりませんが、同時にそこでの働き人、キリスト教学校教育の担い手の育成をしっかりとしておかないと、たとえ財政的に経営が安定しても、キリスト教学校の将来はありません。これは理念や歴史は異なっても、各学校に共通した緊急の課題ではないでしょうか。そのような思いから午後のシンポジウムを企画しました。皆様の積極的なご意見を期待しています。

昼の休憩時間には、チャペルで音楽学部学生によるミニ・コンサート、またエコキャンパスに努力していますので、さまざまなキャンパス内の試みをご覧いただくためのツアーも用意しました。ゆっくりおくつろぎいただけたらと思います。

キリスト教学校教育 2007年7月号2面


キリスト教学校教育同盟