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一般社団法人キリスト教学校教育同盟 一般社団法人キリスト教学校教育同盟

新たな時代におけるキリスト教学校の使命と連帯-いのちの輝きと平和を求めて-

一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

Assocition of Christian School in Japna Since 1910

キリスト教学校教育バックナンバー

第91回総会は関西学院で
2003年6月6日(金)・7日(土)開催

主題 「グローバル時代とクリスチャンスクールの役割」
基調講演は村上公久氏(聖学院大学助教授)

第1日は議事に集中、第2日は特別プログラムを

 本同盟第91回(2003年度)総会は、6月6日(金)・7日(土)の両日、学校法人関西学院(山内一郎理事長)で開催され、会場は中央講堂と関学会館が用いられる。

 主なプログラムは、2002年度事業ならびに決算報告、四地区協議会報告、2003年度事業計画ならびに予算案の審議の他、今年は役員選挙が行われる。また、加盟校申請についての審議も行われる。

 特に今回は全議事を第1日に集中して行い、第2日は特別プログラムにすべてあてられる。

 常任理事会では、総会を議事だけでなく、同盟全体で取り組まなければならない昨今のキリスト教学校教育の諸問題を問う大切な機会として、特別プログラムにも力を入れているが、今総会では「グローバル時代とクリスチャンスクールの役割」を主題として研鑚のときを持つこととした。

 基調講演の講師にはグローバル時代の問題を新しい視点から追求される村上公久氏(聖学院大学助教授)を迎え、シンポジウムは国際派の学者山村慧氏(聖和大学学長)、広島ピースセンターに深く関わっておられる黒瀬真一郎氏(広島女学院理事長補佐)、ハビタット等NGOで活躍される米国メソジスト教会宣教師ルース・グルーベル氏(関西学院大学社会学部教授)の三氏によって行われる。また、NHKの解説委員として知られる藤田太寅氏(関西学院大学総合政策学部教授)が司会に当られる

 この特別プログラムは公開で行うので、総会議員以外の加盟校理事・教職員の方々の参加をお勧めする。

 恒例となった好評の第1日の昼食は、設備の整った関学会館で交流と懇親の時とする。

▲ 総会会場の関西学院会館

基調講演者プロフィール
  村上公久氏
 1948年生れ。1966年関西学院高等部卒業。1977年京都府立大学農学部林学科卒業。1979年京都府立大学農学部大学院農学研究科修士課程中断(指導教官日置象一郎教授急逝のため)。1986年米国ワシントン大学森林資源学部大学院同大学第四紀研究所、オランダ国王立熱帯研究所長期海外研修終了。1986年国立森林総合研究所調査部海外林業調査科研究協力室に勤務。1989年国立森林総合研究所主任研究官、地球環境問題に関わるODA政策等を担当。1991年学校法人聖学院本部(兼同大学)へ転職、学部増設準備室参事。現在聖学院大学助教授。
 主たる研究分野・森林資源学。研究実務分野・熱帯林保全、水資源管理、国際協力(ODA)。

キリスト教学校教育 2003年4月号1面