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一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

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キリスト教学校教育バックナンバー

特集:中高校のボランティア教育・活動は今どの様に行われているか
3中高校のケース紹介とアンケート・統計

各中高校のアンケート回答 その1

▽愛農学園農業高校
ⅠA、C。Ⅱ生徒会の活動を学校が認めているという形で①シャプラニール製造販売②フォスタープランでの里子支援③年末の街頭募金。Ⅲ釜ヶ崎勉強会。毎年、年始冬休み中に二泊三日で、生徒の自主活動として行っている。プログラムの骨子や宿泊先予約などは教師が行う。ⅣB。ⅤA。ⅥA。ⅦB。ⅧA。ⅨC。ⅩC。一二我校は全寮制の農業高校で、生徒自らが豚、鶏、牛を育て野菜、米を収穫し、それを自分達と職員で調理して食している。日々の生活そのものが学校全体の食糧を生産するために働かなくては成り立たないわけで、そういう意味では毎日がボランティア生活といったところである。皆さまも是非、愛農高校に農業体験においで下さい。小泉道子

▽青山学院高中部(中)
ⅠA、C。Ⅱ①長期休暇後の校内清掃②特別養護老人ホーム慰問、ワーク奉仕。Ⅲ①特別養護老人ホーム慰問、食事介護等奉仕活動②古切手、テレホンカードの回収。ⅣA、C。ⅤA、B。ⅥB(プリントを全校生に配布する)、F(老人ホーム慰問については、ハンドベル部、筝曲部、吹奏楽部などに、その都度協力を要請する)。ⅦC。ⅨC。ⅩC。11①校内清掃のボランティア活動は、生徒の参加意欲の喚起と奉仕作業の有効な組織化が、まだ十分でない。今後もっと工夫すべき点である②クラブとしての奉仕活動の方は、加入者が近年少なくなっている点が、課題である。石丸泰樹(宗教主任)

▽青山学院高等部
ⅠC。Ⅲ①古切手・テレホンカードの回収、あしなが募金への参加②お米、古着、卒業生の体育着の回収→寿地区等の支援③「つくしの家」(重度障害者通園施設)におけるワークキャンプ。ⅣC。ⅤA。ⅦC。ⅧA。ⅨC。ⅩC。11学校全体としてのボランティア活動の紹介や活性化ができずにいる。少数のボランティア部員の活動をどのように全校に広げていったらよいかが課題。片山光子(ボランティア部顧問)

▽梅花中高校
ⅠA(文化祭)、B(中高宗教委員会、人権教育委員会と自治会との取り組み)、
C(中高YWCA部)。Ⅱ①文化祭で自治会がユニセフ、地雷撤去、エイズ撲滅支援の募金活動に取り組んでいる②文化祭での作業所との交流③体験入学手伝い④中高宗教委員会による花の日献金。Ⅲ①生徒会による書き損じ葉書集め②自治会による作業所との交流、ユニセフ募金キャンペーン③中高YWCA部による児童養護施設訪問(年二回)、切手、テレカ集め、幼稚園バザー手伝い。ⅣB、C。ⅤA〈宗教委員会〉、B(生徒会、自治会活動)。ⅥA、B、E。ⅧA、C(指定校、同盟校推薦時に評価)。ⅨC。ⅩC。11献金等の支援が、具体的にどういう形で役立てられているかといった報告が不足していたので、改善の試みを進めている。代表 青木直人(宗教主任)

▽梅光女学院中高校
ⅠA、B、C。Ⅱ①中では七月に、クリーン作戦、学校周辺の道路などのゴミ拾い、清掃をする(一日)②高校では、七月に一日、高二全員によるボランティア体験学習をする。市内の施設、保育園、幼稚園に行きボランティアを体験させてもらう。Ⅲ①花の日、収穫感謝の日に持ち寄った花、果物、野菜を下関市内の施設に放課後届け交流をもつ②クリスマス礼拝(係りの生徒は全員ボランティア)③公開の礼拝をしている。そこで献げられた献金は全額、日本内外の各団体に献げられている。ⅣC。ⅤA。ⅥA.B.D。ⅦC。ⅧC(大学のAO入試などの判定材料になる時は記入する)。ⅨB。ⅩC。11高校二年生で全員ボランティアを体験することになっている。学校としては、それを契機として、自主的に継続してほしいと願っているが大半の生徒は一日だけで終っている。しかし、その体験を生かし、その後も継続してボランティアを続け、自分の将来の進路に結びつけている。橋本るつ子(生徒会)

▽鎮西学院高校
ⅠA、B。Ⅱ校外奉仕活動(近隣の清掃活動)。Ⅲ①インターアクト部を中心としたもの(募金活動、養護学校訪問、古切手運動)②生徒会主催(歳末助け合い募金活動)③寮生による養護学校合同クリスマス、聖歌隊の病院慰問(クリスマスコンサート)。ⅣB。ⅤB。ⅥB。ⅦC。ⅧC。ⅨC。ⅩC。12.本校では各部署が独自でボランティア活動を展開している。ただ、その根本にはキリスト教スピリットを感じるものが多くある。しかし、どれがボランティアなのか否かという基準がないため、これ以上見える所、見えない所で生徒・教師がかかわっているはずある。鐵口宗久(宗教主任)

▽同志社女子中高校
ⅠA、C。Ⅱ花の日、収穫感謝の日に八ヶ所の施設訪問をしている。3①YWCAの活動として手話、点字のボランティアをしている②地域自治体のボランティア活動に参加。ⅣA。ⅤA。ⅥA、B、E。ⅦA。ボランティア活動の時のみならず、学校生活全体に関ることに対して保険加入。ⅧBⅨC。ⅩC。11花の日、収穫感謝の日は、ボランティアを募るが、少ない。中・高六年間で一度は施設訪問に参加できる機会を示しているが、なかなか困難。施設訪問検討委員会で検討中12ご教授・意見交換が出来る機会があれば幸いである。富永竹彦(教頭)

▽同志社中学校
ⅠB。Ⅲ①特別礼拝(花の日、収穫感謝)に合わせての施設訪問②公的機関が実施するボランティア活動への参加奨励。ⅣD。特に予算化していないが、必要経費は学校負担。ⅤA。ⅥA、C。ⅦC。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11学校五日制となり、訪問する時間の設定が難しくなった。相模浩史(宗教主任)

▽同志社高校
ⅠB、C。Ⅲ①花の日礼拝の花を持参して老人ホーム訪問②クリスマス献金を持って障害者施設訪問、交流③バザーをしてその収益を指定カンパとして新聞社に依頼(生徒会)。ⅣC。ⅤA。ⅥA、B、C。ⅦC。ⅧA(但し点数化はしていない)。ⅩC。11①生徒が集まりにくい時と多い時と年によって違う②生徒の参加するメンバーが固定化する時がある。吉村紀久子(宗教部)

▽同志社香里中高校
ⅠA、B、C・Ⅱ釜ヶ崎地区(大阪市西成区)炊き出し支援。Ⅲ①釜ヶ崎地区、夜回り活動参加②京都バザール・カフェ活動参加③ユネスコ、ユニセフなどの募金活動。ⅣB。ⅤA。ⅥA、B、C、D、E、F(生徒間の口コミ。これが最も有効)。ⅦB。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11①担当指導教員が偏りすぎ、余裕がなく充分な指導、フォローがしにくい②ボランティア活動というものを、特別なものとする風潮が強すぎる。12担当者不足は、情報不足または活動や視野の縮小につながる。こちらが紹介や呼びかけをいただきたいと思っている。富田正樹(宗教部主任)

▽同志社国際高校
ⅠA、B、D(カリキュラム高三選択授業として実施)。Ⅱ花の日の礼拝、公共施設訪問。Ⅲ①UNESCOグッズの販売(サービス部)、イースター、クリスマス献金(宗教部)。ⅣB。ⅤA、B(ボランティアの動機付けをする目的)。ⅥA、C、D、E。ⅦA(献金)、B(授業、部活動、委員会活動)。ⅧC(主体的に関った場合に評価)。ⅨC。ⅩC。11①保護者と連携するためのプログラムを計画している②ボランティア・マインドを共有するための時間を取ることが難しい。山本真司(宗教主任)

▽フェリス女学院中高校
ⅠB、C。Ⅲ①中学三年生の生徒がほぼ全員、学校近くにある児童養護施設「聖母愛児園」に掃除など手伝いに行く。具体的には毎週土曜の午後、六~七人の生徒が一つのグループとなって交代で一年間奉仕活動に従事する。その他、夏に学年全体で特別養護老人ホーム「芙蓉苑」に暑中見舞いを書く②青年会(YWCA)の活動として古切手収集、身体障害者芸術協会の絵葉書等の販売、寿地区のホームレスの人たちへの支援、訓盲院の児童たちとの交流、海外のストリート・チルドレンに毛布、学用品等を贈る。ⅣC。ⅤA。ⅥF。Ⅲの①について、年度末に中学三年の奉仕委員より中学二年生全員に趣旨説明がなされる。ⅦC。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11Ⅲの①について有志となっているが、結果的にはほぼ全員が参加することが多いため、ボランティア活動であることの自覚がないまま参加する生徒がいること。松島正雄(前宗教主任)

▽済美女子高等学校
ⅠC。Ⅱ①花の日の訪問(病院、老人ホーム、刑務所等に花束を届ける)②ディアコニア部(清掃、植栽、あしなが募金)③生徒会(献血、募金活動)④ネグロスキャンペーン(ネグロス島への支援)⑤コンピューター部(パソコン教室開催等)⑥手話部(障害者フェステバルでの奉仕)。Ⅲハンドベルクワイア(老人ホーム、病院、教会等での演奏奉仕)。ⅣC。ⅤA。ⅥF(ハンドベルクワイアは宗教部に属しており年度始めに部員募集をする)。ⅦC。ⅧA。ⅨB。ⅩC(ネグロス島の献金のみ)。12ボランティア活動そのものではないが、本校では、生徒たちの様々な善き業を認めようという事から、アガソス賞を定めた。各部署から推薦された生徒に対し、個人写真入りの賞状と聖句・学校名入りのしおりを関係者立会いのもと校長室にて、校長から授与される。生徒たちの存在価値を認め、共に喜び自身をもたせることができている。永井英司(教頭・宗教主任)

▽平安女学院中高校
ⅠA、B。Ⅱ中学全体、クリーン作戦(近隣のゴミ拾い、清掃)。Ⅲ①ボランティアキャンプ(特別養護老人ホームでの二泊三日)②いきいきサロン(独居老人の会)にアシスタントとして参加③街頭募金(アフガン難民の為など)。ⅣC。ⅤA。ⅥA、C。ⅦA(クリーン作戦は入っていない)。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11ボランティア精神を呼びさますことの大変さ。小さい時からそういう活動をしていない人にとっては思いもよらない活動のようである。それを打ち破るには、強制的な参加の呼びかけも必要かもしれない。12夏のボランティアキャンプなどは、何校かで一緒に行くことも考えられる。あまり大人数になるのは困るが。宮嶋 眞(チャプレン)

▽アレセイア湘南中高校
ⅠB。Ⅲ①「ドルカス」という奉仕団(YWCA)が週に一度、障害者通所作業所で作業補助や清掃ボランティアを行う②他に年に一度、養護学校の文化祭でゲームを担当している。ⅣD(保護者からのドルカスへの補助金)。ⅤA。ⅥE。ⅦC。ⅧC。中村 明(教務)

▽日ノ本学園高校
ⅠA、B、D(インターアクトクラブの募金活動、福祉コース生徒が施設にボランティアとして)。Ⅱ学年単位で最寄りのJRの駅との通学路付近の掃除。Ⅲ①YWCAによる止揚学園、長島愛生園等への訪問、ユニセフ募金②インターアクトクラブによる町内の掃除、あしなが学生募金。ⅣA、C。ⅤA。ⅥA、E。ⅦC(福祉コースの生徒は実習もあるので全員加入)。ⅧC。ⅨB(「総合学習の時間」としてボランティアの内容をしたこともある)。ⅩC。11.YWCA、インターアクトは、半分部活動でもあり、部員の募集に毎年苦慮している。基本的に人数が少ない。12多分、どこの学校でもされていることを本校もしているだけだと思う。土岐一郎(宗教教育部)

▽弘前学院聖愛高校
ⅠA、B、C。Ⅱ①「生活教室」(リトリート)時、老人ホーム訪問②キリスト教教育週間時、老人ホーム、社会福祉施設、幼稚園など訪問③私鉄無人駅の掃除(キリスト教教育週間時)。Ⅲ①クリスマスキャロリング(病院、社会福祉施設等)②「さくら祭り」等の車イス応援隊。ⅣB、C。ⅤA。ⅥA、B、C。ⅦC。ⅧA。ⅩC。石垣雅子(宗教主任)

▽広島女学院中高校
ⅠA、B、C。Ⅱキリスト教強調週間(十一月)学年別活動①中一クラスごとにハンセン病療養所、釜ヶ崎の野宿労働者にクリスマスカードを送る②中二車椅子体験と講演③中三視覚障害者と誘導実習④高一特別養老ホーム「清鈴園」へクリスマスカードを製作し送る⑤高二視覚障害者との交流⑥高三新入生への聖書袋の包装とカード作り。Ⅲ①生徒会―書き損じ葉書回収②礼拝委員会(中)、宗教委員会(高)(生徒の委員会)―古切手回収(JOC)、障害者芸術協会の葉書等の販売、募金活動等③平和教育委員会―広島に修学旅行に来る同盟校の生徒に平和公園碑めぐり案内。その他、YWCA部の活動、聖書科で高一の夏課題として。ⅣA。ⅤA(キリスト教の隣人愛の精神に基づいて、また広島にある学校として、平和教育の一環として)。ⅥB、C、D。ⅦC。ⅧC(推薦入試などのとき)。ⅨC。ⅹC。11①日常的、継続的なボランティア活動が難しい②生徒も学校も非常に忙しくなってきている。刀祢館美也子(聖書科)

▽広島三育学院中高校
ⅠA、B、C。Ⅱ①クリスマスチャリティーコンサート②生徒会企画③国際NGO、関連キリスト教会との提携(希望者・高校)。Ⅲ①近隣の老人施設への定期訪問②文化祭で、生徒が毎年目的を決めて募金活動(高校)。ⅣA、C、D(国際ソロプチミストからの援助等)。ⅤA、B(生徒の自己実現や生き甲斐などの探索の場、地域社会への貢献)。ⅥA、B、C、F(寮において)。ⅦD(プログラムごとに検討し判断)。ⅧA。ⅨC。ⅩA(高校・ADRAという国際NGOとタイアップしたり、関連キリスト教会との連携プログラムに参加、井戸掘り、水道工事、小学校建築、教会建設、など)。11やや大きな企画もの、イベント的な活動が中心になってきた。一方で寮生活から身近な生活の中でのミニボランティアは頻繁に実施されている(お互いや教職員、学校行事などで)。しかし、地域社会や近隣における活動、定期的な継続活動がややおろそかになってきた。今後は地域社会や継続的活動にも目を向け、取り組んでいきたい。村上 創(高校ボランティア担当)

▽北陸学院中学校
ⅠB。Ⅲ①花の日礼拝で全校生徒が持ち寄った花を持って近隣の老人ホームを訪問②収穫感謝礼拝後、果物を持って近くの保育園を訪問し、園児と交流③文化祭でバザーを行い、収益金を献金している。ⅣA。ⅤA。6E。ⅦC。ⅧA。ⅨC。ⅩC。11十年近く続けている交流であるが、中学生にとって顔見知りではないお年寄りや園児に自分から声をかけることは、なかなか難しいようである。山本悦子(宗教課)

▽北陸学院高校
ⅠB、C。Ⅲ①花の日、収穫感謝の日に学校近隣の在宅のお年寄りを訪問するボランティア②一年間定期的に病院を訪問し、介助や看護材料整備をする有志ボランティア。ⅣA。ⅤA。ⅥB。ⅦA(加入金不要)。ⅧA。ⅨC。ⅩC。11中学校でもボランティア活動をしてきた生徒が多く、ボランティアに対する意識は高まっているが、有志の活動ゆえに無責任な取り組み方になりかねない。ボランティアの本来の意味を生徒が捉えることができ、責任を持って活動していくことができるよう指導することが課題となっている。堀岡満喜子(宗教課)

▽北星学園女子中高校
ⅠA、B、D(YWCAが地域の教会の子どもプログラムに参加)。Ⅱ①クリスマスの病院訪問②社会福祉施設労働作業③高齢者宅訪問。3①社会福祉施設訪問②点訳、手話等の作業奉仕。ⅣC。ⅤA、B(宗教活動の一つとして行事に組み入れている)。ⅥA、D、E。ⅦC。ⅧC。ⅨC。ⅩB(ワークキャンプを実施したい)。12学習会、報告会などにより情報交換を行いたい。浅野 純(宗教主任)

▽遺愛女子中高校
ⅠA、B、C。Ⅱ①老人ホーム、同窓生(高齢の)を学校に招待、おもてなし②キャロリング③クリスマスの夕べ(クリスマス一般公開)。Ⅲ①老人ホーム・ボランティア②海岸のゴミ拾い。ⅣA、B、C。ⅤA。ⅥA、B。ⅦC。ⅧA。ⅨC。ⅩC。11年間を通してプログラム化したいが、施設の都合で、単発的になってしまう。松井浩樹(宗教主任)

▽茨城キリスト教学園中学校
ⅠD(生徒会主管の行事として全校参加)。Ⅲ①精神薄弱者更正施設訪問②通学路、駅周辺清掃③使用済み切手・テレカ回収。ⅣD(学校後援会負担)。ⅤA。ⅦC。ⅧC。ⅨB。ⅩC。11一般の生徒の意識をどこまで高められるかという問題点がある。それが一番の課題だと思う。大人のモラル(清掃しているところにゴミ、タバコの吸殻を捨てて行く)をどうすればよいのか。熊谷芳郎

▽茨城キリスト教学園高校
ⅠD(クラブの課外活動として、JRC部、インターアクトクラブ)。ⅣD。ⅤC(ⅠDの部活動方針による)。ⅦC。ⅧC(ⅠDの部活動で特記すべき内容を調査書に記入する)。ⅨB。ⅩC。11少数の限定された部・クラブの課外活動にとどまっており、全校的な広がりのある企画・計画を一度も手がけた経験がなく、またそうした全校的な取り組みに踏み出すためのきっかけ・手がかりがつかめないでいる点。島津和幸(教頭)

▽女子学院中高校
ⅠB、C。Ⅲ.①からがね学園ワークキャンプ②YWCA班の白梅福祉作業所ワーク③中学宗教委員会の千代田区特別養護老人ホーム訪問。ⅣB、D(「からがね」と「白梅」については引率者費用、手当てが支給される)。ⅤA、B(宗教部などの活動の一環として)。ⅥC、F(宗教部の行事として認知されているものも、そうでないものも自主参加が大前提)。ⅦA。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11「からがね」「白梅」「千代田」は生徒の自主活動としての色彩が非常に強く、参加者が良い意味でも、悪い意味でもグループ化している。三宅宣幸(宗教主事)

▽関西学院中学部
ⅠB、C。Ⅲ①骨髄バンクキャンペーンへの協力(啓発、街頭募金)②あしなが学生募金(啓発、街頭募金)③地域奉仕(通学路の清掃活動)。ⅣB。ⅤA。ⅥA。ⅦC。ⅧB。ⅨC。ⅩC。福島 旭(宗教主事)

▽関西学院高等部
ⅠA、B。Ⅱ神戸女学院の生徒と一緒に「子ども会」を組織し、福祉施設の子どもたちとの交流の場を持っている。Ⅲ①「子ども会」の行事に参加②あしなが学生募金(啓発・街頭募金)③地域奉仕(通学路の清掃奉仕)。ⅣA。ⅤA。ⅥA、C、E。ⅦC。ⅧC。ⅨC。ⅩC。澄田 新(宗教主事)

▽関東学院高校
ⅠB、C。Ⅲ生徒組織のインターアクト部①知的障害者入所更正施設「花みずきの里」建設のためのバザー協力②伊藤琉介君の米国での心臓移植実現の為の募金活動③アートワークショップの手伝い(県立ひばりが丘学園)④かんらんさいバザー(寄付先:フォスタープラ里親二名、ユニセフ、WWF、国際飢餓対策機構、その他)。ⅣC。ⅤB(他人の役に立てる部活動)。ⅥB。ⅦC。ⅧC。ⅨC。ⅩC。11特定のクラブの活動となりがちで、全校的な広がりに欠ける。冨山隆(教頭)

▽関東学院六浦中高校
ⅠA、B、D(学校の宗教委員会が年間に決めて行う)。Ⅱ①毎中間、期末の最終日をボランティア活動の日として通学路の清掃②各施設の清掃、片付け、交わり等③中一は全員で年度始めに一ヶ所の施設で施設体験をする。ⅣD(車代等は生徒の個人負担、鍬、竹箒等は宗教予算より購入する)。ⅤA。ⅦC(ただし、夏期のボランティアキャンプについては、遠方―瀬戸内海―なので掛ける)。ⅧC(担任がボランティアの記録として書いている)。ⅨB。ⅩC。11施設等に出かける場合、時間帯で在園の方々にご迷惑をおかけする時がある。事前の注意や教育が大切だと痛感している。大井 人(宗教主任)

▽活水中高校
ⅠA、B、C、D(他校からの依頼、諸団体からの依頼)。Ⅱ①花の日施設訪問(花の日に生徒が花を持って登校、花束を作り病院・公共施設へ)②クリスマス施設訪問(老人ホーム等へ2日間をかけて)③大阪女学院中学三年生との交流で原爆被爆遺構案内をする。Ⅲ①YWCA・宗教委員会合同で、ふうせんバレーボールの参加②ハンドベル、アンサンブル部(諫早刑務所コンサート)③YWCA部、平和学習部(原爆被爆遺構案内など)。ⅣA。ⅤA、C(YWCAの精神を重視している)。ⅥC、D、E。ⅦC(ただし、施設の要請の際は強制加入)。ⅧA。ⅨB。ⅩC。11①日常的に継続するボランティアとその指導に課題がある②原爆被爆遺構の案内を始とする平和への運動の参加をYWCA、平和学習部で実施する際の授業との関係、ただし、これにについては長期休暇や放課後なども使えるため現在は問題にはならないが、要請を受けたときの特別の対策は必要となる。12①他校との共催ということを考えるならば、平和学習部とYWCAの共同で行う平和・長崎での平和遺構案内活動と交流である。長崎の平和学習に、修学旅行ではあまり時間がかけられない様で、被爆遺構を活水中・高校生が一緒に歩いて案内をして訪ねたりしている。長崎のキリシタンの遺構も共にめぐりながら、被爆遺構と歴史を超えて重なる人間の問題性と平和への思いを分ち合いたいと思い活動している②平和学習部は地域の高校生と共に、学習会に参加し、平和を求める署名運動など、活発に活動している。郡司啓子(宗教主任)

▽啓明学院中学校・啓明女学院高校
ⅠA、B、C。Ⅱ学校周辺の校外清掃(年三~四回)。Ⅲ①コスモ苑ボランティア(介護老人保健施設)へ月~金の放課後有志の生徒が訪問している②チャイルド・スポンサー募金(YWCAが中心に。タイとフィリピンの子どものスンサーとして九年間支援している)③神戸愛生園ボランティア(身体障害者療養施設)に毎週土曜日に手紙代筆、車イス介助等のボランティアを行っている④FMわいわい放送作品製作(放送部の生徒により、震災後長田地区で開設されたFMわいわいー鷹取カトリック教会の作品を毎月製作している)④その他多くある。ⅣC。ⅤA。ⅥB(主に案内のプリントをクラスに掲示)、C。ⅦA(一部加入―学校にて)。ⅧA。ⅨB。ⅩB(関西学院大学のボランティアグループ「エコハビタット」が行っているフィリピンでの家作りボランティアへの参加)。11学校全体で組織的に取り組むことは、教師の意識の点で難しく、一部の担当者が担っている。藤川勝洋(宗教部/ボランティアクラブ、YWCA部顧問)

▽恵泉女学園中高校
ⅠA、B、D(信和会=生徒会に属する奉仕委員会の活動として)。Ⅱ①老人ホーム訪問、近隣の清掃など学年行事として②クリスマス奉仕活動(製作品を作って、それを持って施設を訪問する)③宿泊を伴う有志による訪問(やまばと学園、御殿場コロニー他)。Ⅲ①クリスマス奉仕活動(十二月の半日を使って高校生全員が様々な奉仕活動を行う)②スィートバザー(生徒が作ったものを売り、売上金を献金する―ポプコーン、おしるこ、やきいも、ワタアメ等)③古切手、テレホンカードなどを集めてお金に換えて献金する④月一回ディホーム赤堤というディケアセンターに伺ってお手伝いをする。ⅣA、C、D(信和会〈生徒会〉の予算。ⅤA、C(生徒の自発的な気持ちに基づいて)。ⅥA(やまばと学園や御殿場コロニーなど)、B、E、F(①奉仕委員会の委員を通して②学校からの配布プリントを通して―やまばと学園など)。ⅦC。ⅧB(ただし、通知表の特別活動の欄に記入されることもある。例えば、やまばと学園などの有志参加行事など)。ⅨA(二〇〇三年度より四年〈高一〉の老人ホーム訪問は「総合」に入る)。ⅩC(ただし、現在行っている海外ホームスティプログラムの中に施設訪問が予定される)。11今、真の意味でのボランティア活動が何かを問われる時だと思う。生徒の学校内外での生活は多忙をきわめ、塾通いも日常化し又生徒自体の質も変わりつつある。自ら志してボランティア活動をする生徒が減少している。定期的に行われるボランティア活動に、行く生徒をさがしにいくこともある。それを無理に行かせるのは、意味がないことだという意見と学校行事(学年行事)として全員を老人ホームに訪問させることでその体験が意味を持つ、あるいはボランティア活動のきっかけとなるから意味があるのだという意見など、様々な意見がある。生命の畏敬の気持ちが失われつつある今だからこそ社会的に叉健康的に弱い人達に対する思いやりの気持ち、叉そういう人達と一緒に生きていこうという気持ちを生徒達の間に養いたいと思う。中間由紀子(信和会奉仕委員会顧問)

▽敬和学園高校
ⅠA、B。Ⅱ①全校労作として教会施設に一日出かけて行く②選択労作の一環で近くの施設に授業として行く③各学年週一時間の労作授業が、ボランティア活動の下地になっている。Ⅲ①全校修養会で二年次コースに分かれて二泊三日で行う②インターアクトクラブとして、あしなが募金、施設訪問。ⅣA。ⅤA、C(全校修養会は具体的には学年が計画する)。ⅥA(学年集会の際に紹介)。ⅦA。ⅧC。ⅨC。ⅩA(ポナペワークキャンプへの随意参加)。11最近施設等においてボランティア受け入れ体制が確立してきたことはよい事であるが、啓蒙的な意味で受け入れてくれる所が少なくなってきている。信田 智(宗教主任)

▽金城学院中学校
ⅠB、C。Ⅲ①ハンドベルクワイアの刑務所訪問②YWCA部、生徒会の社会福祉施設訪問③厚生常任委員会の校外清掃など。ⅣA。ⅤA。ⅥA、C。ⅦC。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11参加する生徒が少なくなってきている。岡田淳子、山本秀樹(宗教課)

▽金城学院高校
ⅠB。Ⅲ①キャラバン隊(主に人形劇)が、地方の教会に宿泊し、保育所、老人ホームで活動②夏休みに福祉施設ボランティア(延べ百名ぐらい)③YWCA。ⅣD(キャラバン隊については全校生徒の献金)。ⅤA。ⅥA、F(テレビ礼拝で紹介)。ⅦA。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11キャラバン隊やYWCAは顧問が引率して行くが、夏のボランティアに関しては三カ所にバラバラになり、かつ夏休み一杯が期間なので、引率がなく、心配な面もある(二日ぐらいは見回るが)。12キリスト教関係の施設(名古屋キリスト教社会館、愛美「大地の家」など)。寺尾龍彦(宗教主事)

▽キリスト教愛真高校
ⅠA、C。Ⅱ毎年春、近くの海岸の清掃を実施。Ⅲ定期的に、心身障害福祉施設を訪問し、清掃、シーツ交換、その他のボランティア活動を実施している。ⅣA(出費は僅少)。ⅤC(地域との交流)。ⅥA。ⅦA。ⅧA。ⅨC。11①事前によく連絡を取り、打ち合わせを十分にすること。参加する生徒へのオリエンテーションを必ずすること。事故があったら速やかに対応すること②継続すること。12隣市の養護学校高等部との交流を続けている。運動会、学園祭などの行事などに相互に訪問しあいつつ、交流を深め、友情を育てている。昨年は、十年の交流を記念して「交流ソング」(CD)を作った。小田弘平(教頭)

▽基督教独立学園高校
ⅠA①農繁作業期間(春秋)を利用して、学内作業と併行して村内農家の手伝いをする②クリスマス行事の一つとして、福祉施設、教会、駅などでキャロリングをする③豪雪地帯なので、老人家庭の除雪作業を体育作業の一環として計画中である。Ⅲ①自治会の中に、「福祉部」があり、数回近くの通園施設、通所作業所を訪ね、実習させてもらっている②近くの子どもたちを集めて一緒に遊ぶクラブ活動がある(名称「わかは会」)。ⅣC(施設訪問の際、車代の一部学校負担、一部生徒負担)。ⅤA。ⅥA、C。ⅦC(学校行事、職員付きそいの活動の際は、学校が加入している学校健康センターの災害給付制度がある)。ⅧA。ⅨA(一単位)。ⅩA(一部有志に①夏休みなど休暇中に、有志を募り、沖縄と韓国への研修旅行を隔年ごとに実施している②アジア学院、I・D・C主催のフィリピンや海外研修への参加は奨励している〈隔年十名位参加〉)。11①一番実質的に定着してきたのが、農作業の手伝いだったが、最近、作業・仕事準備が大変なので、要望が減ってきている②定期的な機会を大事にしたいと思いながら、なかなか定例化することが難しい③ボランティア活動をしたいという意欲が、生徒からでてくることが多くない。片山達夫(生活部・女子寮舎監・福祉部顧問)

▽神戸女学院中学部・高等学部
Ⅰ.A、B、C。Ⅱ①新入生オリエンテーションキャンプのリーダー・スタッフ②クリスマスプレゼント(児童施設に)。Ⅲ①宗教部・釜ヶ崎でのおにぎり作り、施設訪問と親睦②生徒自治会―お米集め、春・秋の子供会(施設の児童を招待)③有志・ユニセフの募金運動、フォスタープラン(里親運動)。ⅣA、B、C。ⅤA、B。ⅥA、C、E。ⅦA(但し、費用は学校負担)、B。ⅧA(所見欄に記入)。ⅨC。ⅩC (生徒課)

▽国際基督教大学高校
ⅠB、C。Ⅱ①古紙回収・研修・発表②里親(クッキーセール・募金等で活動)③老人ホーム訪問、子供クリスマス等。Ⅲ①EUN(エコ・ボランティア・ネットワーク)有志団体②CCWA有志団体③キリスト教活動委員会と有志。ⅣB、C。ⅤA、B。ⅥB、C、E。ⅦC。ⅧA。ⅨB。ⅩC。古畑 晶(教頭)

▽香蘭女学校中高校
ⅠA、B、D(保健室が窓口となって聖路加国際病院でのボランティア活動を行っている)。Ⅱ毎年十一月二十三日にバザーを行っている。全在校生、校友会、父母が参加し、生徒のバザー委員は、学年ごとに収益の寄付先を訪問し、各施設について学ぶ機会を持っている。Ⅲ①中学三年生の希望者が、夏休みにベタニアホームという、戸塚にある高齢者福祉施設へ伺い、ベランダ、網戸、お風呂場などの清掃や、ホーム利用者の方々との交流をさせていただいている②クラブ活動の中では、筝曲部がベタニアホームで演奏会を、人形劇部は教会の日曜学校のクリスマス会で公演させていただいている。ⅣC。ⅤA。ⅥB。ⅦC。ⅧB。ⅨC。ⅩC。11バザーを開催する際、外部からいらした方々に、なかなかバザーの趣旨をご理解いただくことが難しくなってきていると感じる。 坂根久仁子(聖書科)

▽共愛学園中高校
ⅠA、B、C、D(教育委員会、公共団体、施設等からの「機会の紹介」「募集」「派遣の依頼」など様々な奉仕活動を全校生徒に提示し、希望者を募って、教師がその手配をする)。Ⅱ①「花の日」特別礼拝後、花を持って福祉施設や日頃お世話になっている施設訪問②校内、校外の清掃、除草作業③選択授業での「社会福祉」内で日帰りや宿泊でのワークを実施。Ⅲクラブ活動①学校周辺の清掃活動、献血ルームで受付ボランティア、車いすバスケットボランティア②老人ホーム訪問、障害者との交流、あしなが募金・Pウォーク。宗教部①クリスマス献金を通して、様々なNGOなどの活動の支援②花の日の活動として高齢者ホームなどの訪問。生徒会①プルタブ回収し、養護学校に持っていく。ⅣC(宿泊のワークでは、一部を補助している。ロータリークラブより、インターアクトクラブへ援助)。ⅤA(キリスト教の人間観による奉仕活動)、C(ロータリーの理念に基づいて)。ⅥA.B.C.F(生徒会・インターアクトクラブ)。ⅦB(ケース・バイ・ケース)献血ルームでボランティア保険に加入させてもらっている。ⅧA。ⅩA(ロータリー主催の台湾研修に毎年二名参加)。11皆、前向きで、熱心に活動しているので、特になし。12三月に県庁前広場で行われるポカポカマーケットは、県内高校生有志が実行委員となり、準備を進めている活動である。本学園からは、生徒会本部と有志六~七人が参加。収益はNGOフォスタープランに寄付。高橋美智子

▽九州学院中高校
Ⅰ.A、B、C。Ⅱ地域の清掃活動。Ⅲ①施設訪問②熊本バンド記念会などに関する奉仕③街頭募金活動の協力。ⅣA。ⅤA。ⅥA、D、E。ⅦC。ⅧA。ⅨB。ⅩC。11まだ総合的にボランティア活動をきちんと整理して位置づけていない。松村緑郎(教頭)

 その2へ続く

 おことわり
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キリスト教学校教育 2003年4月号2~4面