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一般社団法人キリスト教学校教育同盟 一般社団法人キリスト教学校教育同盟

希望と喜びに生きる-新たな転換期に立つキリスト教学校-

一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

Assocition of Christian School in Japna Since 1910

キリスト教学校教育バックナンバー

NCC教育部設立百周年

 NCC(日本キリスト教協議会)教育部は、日本日曜学校協会の設立から数えて、今年五月で百周年を迎えた。それを記念して、さまざまな記念事業が開催されているが、ここで関連の二件を紹介する。

 

(書籍)
NCC教育部歴史編纂委員会編
『教会教育の歩み―日曜学校から始まるキリスト教教育史―』
        (B5判二六一頁 二千百円〈税込〉 教文館発行)

NCC教育部七十周年の一九七七年に発行した『日本における教会教育の歩み』を新たに検討し直し、再構成のうえ編纂された。第一部・年表、第二部・テーマをめぐる論考の他、写真でたどる教会教育の歩みも掲載されている。特に第二部では、歴史がどのような視点で批評し解釈するかの指針が示されている。
 現代という大きな変動の時代にあって、教会教育の今後のあり方を問う有益な資料となるだろう。キリスト教書店で取り扱っているが、問い合わせはNCC教育部(℡03-3203-0731)へ。

  

(特別展示)
「日本の日曜学校・教会学校の歩み
       ―時代と共に百四十年の刻を生きて―」
日時=十月一日(月)~六日(土)、
       十時~十八時(最終日は十六時まで)
会場=聖和大学百周年記念館四階展示室(入場無料)

 聖和大学キリスト教と教育研究所とNCC教育部主催で、日本の日曜学校・教会学校の歩みを、写真、讃美歌や聖書、書籍や雑誌、教案等の展示をとおして紹介する。また、「ギャラリー・トーク」として、期間中は毎日午後一時から三十分間展示の説明がある。

 また、記念シンポジウム「キリスト教教育の現在と未来のために」を、十月六日(土)十時から十二時まで、聖和大学講堂で開催される。パネリストは次の三氏。

 

 奥田和弘氏(静岡英和学院大学学長・聖和大学名誉教授)「戦後のキリスト教の歩みから思うこと」
 大嶋果織氏(NCC教育部総主事)「日曜学校・教会学校とアジア―二回の世界大会を中心に」
 原真和氏(聖和大学教授・特別展示実行委員長)「あえて問う、日曜学校とは?その起源・展開・展望」

問い合わせは聖和大学キリスト教と教育研究所(℡0798-52-0724)へ。

キリスト教学校教育 2007年9月号4面