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一般社団法人キリスト教学校教育同盟 一般社団法人キリスト教学校教育同盟

希望と喜びに生きる-新たな転換期に立つキリスト教学校-

一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

Assocition of Christian School in Japna Since 1910

キリスト教学校教育バックナンバー

通算600号に寄せて
共にキリスト教教育を担うために

相澤 眞喜

 「キリスト教学校教育」が、通算六〇〇号を迎えられますことをお祝い申し上げます。私は一九六四年四月号(通算一六六号)から今日まで、読者として、或る時は執筆者として、また或る時は編集・発行の実務者として関わってきましたので、本紙に対しては特別な愛着を覚える一人です。

 ご存知のように「キリスト教学校教育」は、教育同盟の広報紙として三つの使命と目的があります。〈総会および諸集会の記録保持のため〉、〈キリスト教教育の基本理念の明確化のため〉、〈加盟校の相互理解ならびに連帯のために〉であります。従って、一般の広報紙とは異なり、ニュース性の遅れはありますが、キリスト教教育の問題を共有して行く上で大事な役割を果たしています。
 
 今日、政府が教育再生の柱として、教育基本法改正の早期成立を期しています。

このような時に、私たちは過去の訓令十二号(一八九九年)の歴史的出来事の反省に立って、キリスト教教育を担うために、共に研鑽し、協働者としての交わりを堅くして行きたいと願います。

 この広報紙は、全国の加盟校の教職員の方々のご協力によって毎月(但し八月、二月は休刊)発行されています。協議会・研究会・研修会の講演・報告等の記事は担当の先生方がご多用の中で、執筆してくださっております。また「キリスト教Q&A」はキリスト教を理解し協力していただくために広報委員会で工夫しています。どうぞ一人ひとりがよい読者であってくださるよう願っています。また、各校の研修会等でこの広報紙を用いてくだされば幸いです。

 十年後の通算七〇〇号に向かって、更に「キリスト教学校教育」がその使命と目的を果たして行くことを祈念いたします。

〈日本基督教団札幌教会協力牧師、前教育同盟事務局主事〉

キリスト教学校教育 2007年1月号2面