キリスト教学校教育バックナンバー
新任教職員のみなさんへ
キリスト教学校教育同盟とは?
広報委員会では、新年度が始まるにあたり、新任教職員の方々に「キリスト教学校教育同盟」についてご紹介いたします。
幕末から明治初期にかけて、キリスト教学校が次々に創立し、日本の教育の重要な柱となりました。
しかし、一八九三(明治三十二)年に発令された文部省訓令第十二号は、学校における宗教教育を禁じ、キリスト教学校は存立を脅かされる状況となりました。キリスト教教育を続ける場合は、「各種学校」扱いとなり、上級学校への進学や徴兵猶予の特権を失うことになりました。
一九一〇年キリスト教男子学校十数校が「基督教教育同盟会」を組織し、一九一三年には、二十数校の女子校が「女子基督教教育会」を組織し、一九二二年、この二つの会が合同して「基督教教育同盟会」となりました。
このようにして設立したキリスト教学校教育同盟は、全国のキリスト教学校が、情報交換や協力関係を結び、互いにキリスト教教育の向上を目指すことを目的に置く組織で、二〇一〇年には創立百周年を迎えます。
加盟校=一〇二学校法人
決議機関=総会(例年一回六月開催)および理事会(理事20名、監 事2名)
地区協議会=東北・北海道地区、関東地区、関西地区、西南地区。 地区協議会は各地区ごと代表理事のもと、地区総会を開催
主な全国的活動
①総会
②学校代表者協議会(例年一回十一月開催)
③教研中央委員会、大学部会、中高部会、小学部会、聖書科部会
④広報委員会―同盟機関紙「キリスト教学校教育」発行(年十回)
⑤夏期研究集会
⑥事務職員夏期学校
キリスト教学校教育 2007年4月号3面